メンタルヘルス対策で大切なことは「流れの把握」
2018年12月02日
流れの把握
「身近な人のいつもと違う様子」に気がつくことができますか?
家庭であればパートナーの異変。
職場であれば同僚、部下、上司の異変。
多くの企業でメンタルヘルス対策が行われていますが、大切なことは「流れの把握」と言われています。
参照:人事が知っておくべき 「メンタルヘルス対応の流れ」とその「予防策」
メンタルヘルス対応の流れでは、
段階1 労働者が体調不良を感じる
「何かがおかしい。。眠れない。。」と本人が感じる
段階2 管理監督者の声かけや自発的な相談により産業医面談、医療機関を受診
本人が病院に行く
段階3 休職の申出等により休職に入る
とあります
異変の察知
しかし現実は、体調不良を感じても出社が困難となるその日まで、誰にも胸の内を開示できずにいるという方が多いようです。
職場の仲間が突然、会社に出社ができなくなってしまう・・・
本人だけでなく、同じ職場で働く人にとっても辛いことですよね?
私たちができることは何でしょう?
それは第1段階になった職場の仲間に対し、その異変を察知することです。
もし、あなたがちょっと体調がよくないなぁと感じている時、
「どうしたの?顔色良くないよ?」
「最近、忙しそうだけど大丈夫?」
こんな一言を掛けてもらえたら、どんな気持ちになるでしょう?
自分を想ってくれる相手、相談できる相手が近くにいてくれる心強さを感じるとともに
『実は、最近睡眠不足で・・・』という、職場では言いづらいことが言えるのではないでしょうか?
そして、その日は仕事を早く切上げ、ゆっくり眠ることができるのではないでしょうか?
出社時、ランチから戻ったときなど、仕事に取り掛かる前のほんの30秒を、周りを見渡し共に働くメンバーの様子を少し観察する時間に充ててみてはいかがでしょう?
あなたの何気ない一言が、誰かが救われる大きなきっかけになるかもしれません。
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