キヤノンオンラインセミナーレポート

2020年06月28日

ご視聴いただき、ありがとうございました

2020年6月16日(火曜日)に開催した「キヤノンオンラインセミナー」へのご参加ありがとうございました。
100社以上の企業様に「部下の主体性を引き出すフィードバックの方法」について、お話させていただきました。

セミナー内容

2020年のオンラインセミナーでは、共通テーマを職場の人点関係を改善し、生産性を高める方法とし、3部構成にしてお届けしています。
前回は、2月20日に実施し、どのようにしたら話しやすい雰囲気で1on1を実施できるのかという手法をお伝えしました。

今回は面談を通して、部下がいかに「気付き」を得てもらうのか?
部下に意識改革と行動変容を起こしてもらうフィードバックの技術を学び、承認の本質を持って有効的なアドバイスの手法をご紹介しました。

 

終了後のアンケートでは、セミナー有益度85%となりました。

 

◆1時間という時間も集中出来ちょうどよく、具体例をあげて説明してくださるので非常に分かりやすかったです。

◆最後の例題の回答例は、言えそうで言えない、よいフィードバックだと思いました。大変参考になりました。

◆弊社は、家族会社であるため、ブラック的な要素が非常に強いです。今回の内容を踏まえて、社内で試していこうと思います。

◆ついつい○○しなさいと、命令口調になりますが、実践したいことが多々ありました。

◆ためになるセミナーありがとうございました。情熱を引き出すのが私たちの役割とのことですが、情熱には温度差があると思ってしまっています。
 同レベルまで引き上げるなら自分でやった方が早い。。はい、ダメですね。もう一度セミナー内容を吟味します。

 

また、フィードバックの技術を自分自身や社内に取り入れたいというご意見をいただきました。

 

上司の役割とは?

オンラインセミナーでは、チャット機能を使い、セミナー中に参加者の皆さんへ質問をしました。

質問は、「部下育成に対しての上司の役割とは?」です。

●行動・成長を促すこと
成功体験を積ませてあげること
信頼して、仕事を任せる
任せる、間違えそうであれば軌道修正すること
コーチ、サポーター
気づきと機会を与える
任せるにしても、フォローもしっかり上司が行うこと
朝顔のつるかと思っています。誤った方向に行きそうなところをまっすぐにしてあげる
部下自身のもっている答えに近づくサポート
エンパワーメントすること

 

短時間に多くの意見をいただきました。皆さま、日々部下育成に努力されている様子を感じました。
Unleashでは、部下育成に対しての上司の役割は、部下の情熱と可能性を引き出す関わりをすることと考えています。
そのために、伝達のスキルであるフィードバックの技術がとても役に立ちます。

 

承認の本質

もう一つの質問は、「承認とは?」です。

●認めて、部下の考えでさせてあげること
信頼して任せる 信じる
認めて任せる
受け止める
部下を認めて、受容すること
否定しない
それが間違ったことであっても、一旦は受けとめる
相手の存在、したこと、それをあるがままに受け入れること
上司部下が同意見で共有、何かあれば責任は上司が取る
事実であると認めること
合意を形成すること
君そして僕が存在することへの相互理解
前を向かせてあげること

 

この質問も短時間に多くの意見をいただきました。どれも素晴らしい答えです。
Unleashでは、承認とは、存在承認であると考えています。

存在承認とは「あなたがいてくれるだけで私はうれしい」という承認です。

そして、存在承認と現状肯定は違うとお伝えしました。
部下の存在そのものを認めるけれど、改善が必要な行動があったら修正をしてもらうよう伝えることも必要です。

褒めるという肯定的な承認だけでなく、叱るという否定的な承認も大切です。

その手法として強化フィードバックと修正フィードバックをお伝えしました。

 

次回は、11月に開催を予定しています。
チームの関係を改善し、多くのアイデアが飛び交うミーティング方法をお伝えします。
開催の詳細が決まりましたら、ご案内させていただきます。

 

Unleashでは、従業員の情熱と可能性を引き出す一人ひとりの心に寄り添ったオーダーメイド研修など多くの研修サービスを提供しています。
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