お客様実績・インタビューCUSTOMER VOICE
岩渕薬品株式会社
これほど理念が社員一人一人まで浸透している会社はないんじゃないかな
というぐらい浸透しました。
社名:岩渕薬品株式会社
URL:http://www.iwabuchi-net.co.jp/
事業内容:医薬品総合商社(営業品目:医療用医薬品、医療機器、診断用試薬、一般用医薬品)
研修実施:2015年~
百年以上の歴史を誇る医薬品・医療機器の老舗卸の岩渕薬品株式会社様。
「医薬品総合商社」として、医薬品を通じてかけがえのない人々の健康と豊かな未来に貢献しています。
そんな岩渕薬品株式会社様は、100周年を迎え、次の100年を見据えるにあたり、原点の経営理念に立ち返って同じ方向を向いて走っていける仲間をつくりたいと考えていたといいます。
そのようなときに、なぜUnleashの理念バトン研修(事業継承・後継者育成)を採用したのか、そして会社に、人にどのような変化があったのか、「代表取締役社長 岩渕 琢磨様」と「代表取締役専務 岩渕 裕樹様」にお話を伺いました。
インタビュー動画
貴社について教えて下さい。
岩渕 琢磨様:弊社は医薬品卸の会社ですので、薬を病院さんやクリニックさん、調剤薬局さんにお届けし、薬とともに有効性、安全性の情報を届けるということがメインの仕事です。
今では治療の分野から予防健康維持の分野まで活動の場を広げています。
代表取締役社長 岩渕 琢磨様
さらには地域で100年生きてきた会社ですので、地域の課題解決にも着手し、安心安全な街づくりにも貢献したいと考えております。
どうしてアンリーシュの研修を受けようと考えたのでしょうか?
岩渕 裕樹様:まずアンリーシュの長浜さんとの出会いが、ちょうど100周年を迎える少し手前だったんですね。
その時に経営者仲間と一緒に受けた長浜さんの研修が、これまで受けたどの研修よりも腹落ちする内容で、これは会社の人たちにも受けてもらいたいと感じていました。
代表取締役専務 岩渕 裕樹様
そこに、次の100年を見据えたとき、「原点の経営理念に立ち返り、経営理念をしっかり理解して、同じ方向を向いて走っていける仲間をつくりたい」と思ったことが重なり、長浜さんに研修をお願いしたというのが経緯になります
研修を受けてご自身や会社にどのような変化がありましたでしょうか?
岩渕 琢磨様:これほど理念が社員一人一人まで浸透している会社はないんじゃないかなというぐらい浸透しました。
今の世の中は、すごい変化が激しく、難しい時代だと思います。その中でも社員一人一人が理念を羅針盤に進むべき道がわかっていて、一歩一歩力強く進んでいってくれているという実感がすごくあります。
経営理念
特に印象深かった研修について教えて下さい
岩渕 裕樹様:目隠しをした状態でパズルをする研修でしょうか。
指示する側が設計図をもとに「こう作ってくれ」って指示をするんですけれども、目隠しをしている相手側になかなか伝わらないんですね。
その結果、設計図と全然違うものができてしまうのですが、伝えている側は、伝えてるじゃん!伝えてるじゃん!って思わず口に出すほど思っているんですね。ただ、それだけでは伝わっていない歯がゆさっていうのが身を持って体感できて、もっと丁寧に伝えなきゃいけないんだなとかっていう気づきが非常に大きかったです。
理念をベースに会社を自分たちで引っ張っていくんだ
という役割を持って活動してくれている。
研修を行った後、社内の変化などのエピソードがあれば教えてください
岩渕 琢磨様:研修を始めた頃は、若手だった社員が自分たちが勉強してゆくゆくは会社を引っ張っていくリーダーになっていこうということで立ち上げた研修でした。
けれど、すでに彼らはそれぞれのチームや組織のリーダーとしてポストに就いていますので、彼らが育って、理念をベースに会社を自分たちで引っ張っていくんだという役割を持って活動してくれていることは非常にありがたいですし、会社もすごい変わったなと感じております。
本社・流通センター
岩渕 裕樹様: そもそも経営理念って言葉が、話題に出るようなことはなかったんですけれども、いまでは「それって経営理念とちょっと違うんじゃない?」なんていう言葉が出るようになったというのも、大きな変化だと思っています。
アンリーシュにしてよかった点とアンリーシュに対して一言お願いします
岩渕 琢磨様:長浜さんのおかげで岩渕薬品はすごい生まれ変わりましたので、これはウチだけじゃもったいないなと思うんです。
ですので、県内の仲間の企業にもどんどん長浜さんの活躍の場が増えて、千葉県が一体となって盛り上がる、そういったところで長浜さんにさらにご活躍いただけたら面白いなと思っております。
今後、貴社が目指す社会(ビジョン・ミッション)について教えてください
岩渕 裕樹様: 今まで100年に渡って、医療という分野で病気になってしまった人を治すというところで社会貢献してきたと思っていますが、今後はそこだけではなく、その前の段階で病気になる前に予防する、健康で長くいていただくというところに力を入れていきたいと考えています。
岩渕 琢磨様:
地域に生かされて100年を迎えたわけですので、次の100年は1年1年恩返しをしていこうと話しています。
地域のために何ができるか、地域のおかげで今があるんだからという気持ちで、地域の課題に目を向け活動していきます。
岩渕 琢磨様と岩渕 裕樹様
2021年10月
聞き手・執筆:株式会社アクティベートファクトリー