部下のためと伝えたアドバイスが実行されない理由

2018年10月16日

部下との面談

 

皆さんは、どのような場面で部下と面談をしていますか?

 

◆目標達成面談

 期の初めに部下が達成すべき仕事の目標を決めるための面談

◆中間面談

 立てた目標の進捗状況を確認するための面談

◆期末面談

 立てた目標に対する部下の自己評価と上司の評価を設定するための面談

 

目標管理制度を導入している会社では、上記の面談を行なっていることが多いかもしれません。

また、私たちがオススメしている信頼関係の構築を目的としたメンタリングを実施している会社もあるかもしれません。

 

これらの面談を行なっている時、「こうした方がいいよ!」とアドバイスすることがあると思います。そのアドバイス、伝えた通りに部下は実行してくれていますか?

 

 

アドバイスしている時の状態

 

どうしても、人は自分の正しさを持っています。そして、それを言いたくなるという衝動が起こります。そこに悪意はないく、部下のことを思って良かれと思って伝えています。

 

けれど、

「それはそうじゃない、こうなんだ」

「いや、これはこうした方がいいのだ」

と部下の話を聴きながら、ついつい部下の話の腰を折ってしてしまう事がないでしょうか。

 

そうすると、部下は

「そうですよね、でも・・・」

といわゆる『はい、でも』という状態になりやすくなってしまいます。

 

部下が「わかりました」とか「確かにそうですね」とか「それを実行してみようと思います」と、伝えたアドバイスを実行してみようと前に進むためにはコツがあるのです。

 

 

アドバイスの前の承認

 

まず部下の行為、言動、価値観を承認することが大切です。

 

「君のやっている事、確かにわかるよ」

 

とこの一言があるかどうかが非常に重要です。

 

みなさんと同様に部下も正しさを持っています。

自分をわかってもらいたい、自分を認めてもらいたい、私は悪くないんだという事を思いながら、みなさんにどうしたらいいでしょうかと言ってきている、その人の気持ちを汲んでいただきたいと思います。

ですから、「こうした方がいいと思うんです」とか「こんな事をしたいと思っているんです」と部下が言ってきた時に、「確かにそれもそうかもしれないよね」と部下の言動を承認してみてください。

そしてより良くするためには、「こうした方がいいよ」とか「こうするならどうなんだろうか」とアドバイスする。

この順番を守って頂くと、みなさんのアドバイスが非常に伝わりやすくなっていきます。

 

面談の中においては、時間の制約があったり、やるべきことが決まっていたりと、制限されるものが多く、心に余裕がないことが多いかもしれません。そうするとどうしても結論を急ぎ、自分の思っていることを先に言ってしまいがちです。

 

でもみなさんが面談で本当にやりたいことは、もっとよりよく部下に行動を変えてもらいたいということなのではないでしょうか?

そこに立ち返った時、部下の声を一度受容れる、部下の気持ちを汲んみると、部下との関係が格段と変わっていきます。

 

 

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