メンター制度が形骸化していくのは何故ですか?Q&Aシリーズvol.014

2018年08月27日

メンター制度が形骸化する現象

メンター制度を導入できたとしても、月日が経つうちに制度が形骸化していき、困っている企業様に多くお会いします。

メンター制度が形骸化する時、以下のことが起きていると考えています。

 

  • 日頃の仕事の話や確認事項とされてしまう
  • 世間話で終わってしまう
  • 目標管理・業績管理の場となってしまう
  • 自己開示できない(弱みは見せられない)
  • 一方的な情報伝達(説教や自慢話なども含む)
  • 心で否定してしまう(その前にやることあるだろ)
  • 面談研修時間が少ない

 

人の話を聴けるレベル

何故、このような状況となるのかというと、人の話を聴けるレベルというものがあって、メンターの人の話を聴けるレベルが浅いことにつながっています。レベルが浅いとどうなるのかというと、メンターは、メンティにアドバイスをし始めます。

 

  • 関係構築の前にアドバイスをするという事になってしまっている。
  • リレーションが取れる前にアドバイスをする事になってしまっている。

 

アドバイスは、何の為にやるのかというと問題解決です。

企業における問題解決は何なのかというと、結果を出すためです。

この結果というのが企業においては数字となります。

 

売上げ目標など、結果は良いときと悪いときがあります。

結果が良い=できる 

結果が悪い=できない

 

できないという結果に対して人はモチベーションが上がらなくなります。

つまり問題解決ばかりしていくと、この結果に焦点を当てていくことになるので、『できないという事実』に向き合う事になります。

 

対立構造

「やってもできないかもしれない…」このように考えると人はモチベーションが下がります。

「結果が出ません」と口に出し、行動を止めてしまいます。

すると、メンターは「何故できないのか?」と原因を追求することになり、メンターとメンティに対立構造が出来上がってしまいます。

これでは、面談の時間を設けてもメンターとメンティが関係の質を高める時間を過ごすことができません。

 

メンターとメンティとの面談の時間が、無価値なものになっていく・・・

 

これが、メンター制度が形骸化してしまう根本原因となると考えています。

 

メンターの面談力を高める必要性

だからこそ、メンターの人の話を聴けるレベルを高める必要があると思っています。

 

人の話を聴けるレベルの高い人は、相手の存在自体を受け容れることができます。そして、相手の言葉の背景にある気持ちを汲めることができます。

このようなメンターに話を聴いてもらえるだけで、メンティは健全な自己評価を起こすことができ、行動が積極的になります。

メンター、メンティ双方が、面談の時間を大切にし、自らのモチベーション維持や行動修正の時間として価値を高めることができます。

 

すると、面談の時間の優先順位が高まるため、形骸化することがなくなると思っています。

 

よって、メンター制度を形骸化しないためには、メンターの面談力を高める必要があると思っています。

 

 

>メンター制度・養成研修の詳細はこちらから


お気軽にご相談・お問い合わせください

お電話をご希望の方はこちらから

03-6277-3591