自分と異なる意見を出す部下への関わり方Q&Aシリーズvol.008

2018年07月09日
「A」という答えに導きたいときに、スタッフが「B」という答えを持ってきた場合、私は自分の考えを押し付けてしまったり、強引に「A」の答えを出そうとしてしまいます。
この時、どう考え、行動したらいいですか?
「A」という答えが正しいし、そう答えて欲しいのに「B」と答えられるのは、相手への期待が大きければ大きい分、イラついたりしますよね。怒りは期待に比例しますから。
大切なのは、「A」という答えを押し付けないようにしようとしているその行為です。
研修を実践していると理想と現実のギャップに気持ちが波を打ちますよね。
ご自身のマインドをセットするのであれば、期待値調整を時間で調整する方法があります。
今はわからなくてもいつかは分かってくれると自分で思うことです。
また、質問と答えの質によりますが、「B」で成功するようあなたがコミットし、サポートするのもマネージメントですね。あなた自身の前提を変えることになります。
もし、今すぐに分かって欲しいのなら、質問技法を使い、「B」という案が本当に正しいのか質問してみるのも方法です。
「あなたは「B」と考えるんだね。それは本当に正しいの?」です。
また、「「B」という案で実行したときのメリットデメリットを教えて。」なども有効的です。自己評価を促します。
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